恥ずかしながら以前の私には、“アレルギー”や“ジンマシン”などという知識はかなり乏しく、ましてや “アナフィラキシー” という現象については、聞いたこともない程でした。

ただ、ニュースなどでたまに耳にする『蜂に刺されて人がショック死しました!』というフレーズがまことにショッキングで理解できなく、とても不思議だったことは記憶しています。

突然発症した妻のアレルギー。

とても苦労が多く、つらい日々も多かったのですが、そのおかげでたくさんのことに気づかされたのも事実です。

今では、大事なことをたくさん教えてくれたアレルギーに対して、感謝する一面もあります。

この経験があるからこそ、食に対する考え方、環境や私たちの生活のあり方にまで、深い思いを持って日々生活ができるようになった気がするのです。

今現在、私たちと同じように苦労されている方たちや、すべての人たちに、“アレルギー”を知っていただくと同時に、アレルギーが発する大切な真実、克服方法、今後の食生活を含めた、私たちの理想の生活像などについても提案していけたらと思い、この日誌をつけさせていただきたいと思います。

【2007年】ジンマシンのはじまり。。。

◎2007年(平成19年)6月21日深夜 ~初めてのアナフィラキシー~ 

忘れられない夜。アレルギーとの出会い。そして始まり。。。

それは、あまりにもショッキングなものでした。

経営している飲食店で、閉店後スタッフ全員で食事をとりました。

いつもと変わらぬ、和気あいあいとした雰囲気。。。

食事の内容は、手作りのちょっとスパイシーなカレーライスでした。

私が作ったカレーに、妻の提案でそれに納豆を加え、サラダや副菜なども付けて栄養のバランスなども考慮し、とても美味しくいただきました。

デザートには苺入りのヨーグルトも食べました。

その後、妻が先に帰宅し、私は事務所でその日の日報やら明日の準備を行なっていました。

すると妻から電話が。。。

最初は『なんか体がかゆいの。塗り薬でも持ってきて。』というものでした。

しかし電話を切って、10分もしないうちに、今度は悲鳴に変っていました。

『体が変!かゆい!!!!!!』

私は瞬間的に、何が起きたかは全く分かりませんでしたが、妻の身に大変なことが起きている!早く帰宅して、救急病院に連れていかなくては!!

そういう一心で、無我夢中で帰宅しました。それが夜中の12時過ぎでした。

帰宅すると、すっかり顔が変ってしまった妻が、悲鳴を上げていました。

顔は真っ赤に腫れ上がり、原型をとどめておりません!!

全身には発疹が出て、とてもかゆがり、何が起こったか分からず、顔が変ってしまった自分に対して、パニックになっていました。

泣き叫ぶ妻に『大丈夫!大丈夫!俺を信じて!!』と言って、抱きかかえるようにして車に乗り込み、急いで車を走らせました。

病院に向かう途中、今度は激しい呼吸困難を起こしました。

後で分かったことですが、腫れたジンマシンが気管付近を圧迫し、呼吸の妨げになっていたようです。

病院にたどり着き、緊急の処置を行なった時は、かなり血圧が低下し、意識ももうろうとしていて、それでも全身のかゆさに、必死に耐えている様子でした。一緒にいた私は、生きた心地がしませんでした。

心電図の数字を、ただひたすら追いかけ、正常値になってもらうことを一心に祈り続けました。

そして1時間ほど経過したでしょうか?

呼吸器専門の医師も駆けつけてくれ、何とか容態も落ち着きました。

即入院ということになり、そのまま病室へと移りました。

それから1週間ほどは、毎日点滴と検査。

食物アレルギーではないか?ということで、取りあえず肉や小麦、卵・乳製品などは除いた食事を摂りながら、今回の発作の原因となった食品を調べましたが、結局は『何が原因で、今後どうしたら良いか?』などという具体的なものは得られませんでした。

また、入院が呼吸器科であっても、アレルギーの担当は皮膚科ということが、多少検査の妨げにもなっていた気がします。

そして医師から言われることはただひとつ、『アレルギーの原因は人それぞれだけど、ほとんど原因は分からないことが多い。だから危ないような食品はなるべく口にしないで下さい。そしてもしかゆくなったら、この薬を飲んで、それでも改善されなければ、また病院に来て下さい』というものでした。

でも私は納得いきませんでした。

なぜなら、今回はたまたま私が早く帰宅することが出来て、妻を至急病院に搬送できたから、大事に至らなかったが、もし私の帰宅が遅れていたら、間違いなく生死に関係していました。それなのに、原因はほとんど分からないものだから、発作が起きたらまた来て下さいということでは、原因解決にはなっていないし、今度では手遅れになってしまうかも知れない。

そう思った私は、必死でアレルギーについて情報を収集し、原因を探り、今後こういうことが起きないように知識を蓄えていきました。

それでようやく、今回の妻の症状が“アナフィラキシー”という激しいアレルギーの現象であり、蜂に刺されて、人がショック死する原因だと分かったのです。

【2008年】ジンマシンを知る。そして対策を考える。

◎2008年(平成20年)1月4日深夜 ~ジンマシン~ 

アナフィラキシーを起こしてから、半年近く経過しました。

その間、原因が分からず、食べることに恐怖感を持った妻の体重は、身長160cmに対し、30kg台になってしまいました。元々痩せてはいましたが、さらに痩せてしまい、心配の日々は続きました。

その後、激しいアレルギーの原因は、過度のストレスや肉体疲労、そして食事にあると考えました。

それで食事には、前回発作が起きた際に食べた『カレー・ナス』などを食べないように気を付けていました。しかもあれから半年ほど経ち、あれ以来症状が出ず、気の緩みもあったかも知れません。

『もうジンマシンは起こらないかな?たまたま偶然であったのかも?』そんな油断があったと思います。

その日の夜もいつも通り、一通り仕事を終え、皆と食事をしました。

食事の内容は、カレーピラフとサラダでした。

カレーはある程度食べないようにはしておりましたが、前回食べてアレルギーを起こしたのは、ナスの浅漬けの方が原因であると思い込んでいました。

また、前回は市販のカレールウを使ったカレーを食べているので、カレー粉であれば大丈夫かな?という気持ちもありました。

食事をして帰宅し、一緒にいつものように、お酒を飲みながらテレビを見ていました。

その時、深夜1時頃でした。

突然妻が『かゆい!!』と言い出しました。

あせりました。全く油断していましたし、もう起きないことを強く願っていたからです。

両腕を中心にジンマシンが出て、目の奥が引っ張られるような感覚。。。

そして顔にもポツポツと発疹が出てきました!

急いで処方してもらっていた点眼薬と痒み止めの薬を服用し、横になり安静にしました。

そして1時間半後、様態も安定し、ちょっとだけ安心して就寝しました。

◎2008年(平成20年)2月1日深夜 ~ジンマシン~ 

2月の寒さが厳しい夜でした。

前回の教訓から、カレーは一切口にしませんでした。

カレーが原因。とりわけ、カレー粉の成分が悪いと考えておりました。

この日の夜は、当然カレーは食べませんでした。

食べたのはラーメン。紅生姜や七味唐辛子をたっぷりのせて食べました。

帰宅し、深夜1時。シャワーを浴びていると、またしても両腕を中心に発疹。

すぐに薬を服用し、しばらくして発疹は収まり、就寝しました。

翌日、すぐに原因を考えました。

カレーは直接の原因ではない。しかし成分を調べてみると、七味唐辛子とカレー粉には共通して『唐辛子』と『陳皮』が含まれている。これが原因か?

それに体調面で言うと、ジンマシンが出る前は共通して、お腹の調子が悪く、足などのむくみがひどいという。。。そして仕事の疲れ。これらが重なると出るのか!? そう考えました。

◎2008年(平成20年)2月23日深夜 ~ジンマシン~ 

この日も深夜の発症でした。

この夜は、たっぷり白菜が入ったお好み焼きと味噌汁を食べました。

白菜以外の具材は、いか・いか天・もやし・ねぎ・玉葱など。

体に良いということで、たっぷりのすりゴマものせました。

そして寒さのせいもあるのか、辛いものを食べたがります。しかし七味唐辛子は危ないので、一味唐辛子をふって、美味しく完食しました。

深夜1時頃。いつものように一緒にお酒を軽く飲んでいると、様子がおかしい。。。

どうやら激しい胃痛に襲われ、それと同時に腕と右目の下にジンマシンが出てきました。

急いで薬を服用し、横になりました。

しばらくして発疹は消えましたが、胃が腫れているのを感じる位、胃痛がひどかったようです。

ジンマシンの原因は唐辛子?とりわけ辛いもの全般がいけないかとも考えました。

そして翌日から、はっきりしない原因を考え、インターネットで様々な情報を収集しました。

そして、これが原因かな!?というものに気づきました。

それは普段の妻の食生活です。

この食品がダメ!というよりは、食品はあくまで引き金であり、そこに行き着くまでの生活を見直すべきじゃないかと考えました。

妻は冷たい飲み物が好きで、凍りそうなものをよく飲んでいます。

サウナが好きということもあり、汗を流した後は、特に飲んでいました。

しかし妻は非常に痩せており、冷え性。サウナ後、体が熱いといっても、冷たい飲料で急激に体を冷せば、逆効果!

それでこの日から冷たい物の過剰摂取を止め、温かいお湯を飲むように忠告しました。そうしたら次第にお腹の調子も改善され、体温も上昇し、体調も良くなってきたようでした。

◎2008年(平成20年)4月15日夜 ~2度目のアナフィラキシー~ 

この日は、仕事がお休みでしたが、色々と用事などもあり、やっとのことで夕食を摂ろうとした時には、もう夜の10時頃になってしまいました。

それで仕方なく、外食しようということになり、近所の居酒屋へ。

妻は生ビールを一口、その後生キウイサワーを飲みながら、酢の物・コロッケ・もつ煮・海鮮キムチなどを少しづつ食べていました。

そうして食べ始めて1時間後の11時頃、ちょっと気分が悪いと言って、トイレに行きました。アルコールもさほど飲んでいなく、体調が悪く、ちょっと酔いが早かったのかな?などと、軽く考えていました。

しかし、トイレから帰ってくると、ちょっと様子がおかしい。。。。。

『目の奥がかゆい!!!!』と、突然言い出しました!

これはおかしい!と思っていると、一度白くなっていたが顔が、急激に赤くなってきました!  

アナフィラキシーだっ!!!

急いで薬を服用させ、救急病院に向かいました。

車中、妻は、かゆさと呼吸の苦しさでもがき苦しみながら、『なぜ?また、こんなひどい目に!!』と泣き叫んでいました。

私も自分の無力さと、またしても妻につらい思いをさせ、申し訳ない気持ちで一杯でした。

そして精一杯の気力を振り絞り『大丈夫!大丈夫!すぐに楽になるからね!辛抱して!!』と言ってあげることしかできませんでした。

前回同様、血圧低下と呼吸困難と激しい全身の痒み。。。

大丈夫だろうか?とても心配しながら、妻の手を握り締めておりました。

今回も前回同様、早めに救急に行けたおかげで、しばらくして血圧を上昇させる注射が効いてきて、痒みも少しずつ改善されてきたようでした。

そのまま病室に向かい、その日は入院となりました。

二度目のアナフィラキシーを目の当たりにし、このままではいけないと強く感じました。

確かにこの1年間で、食べるものに気をつけ、冷たい飲料を避け、温かいお湯や人参茶を飲むよう心がけ、体調も改善されてきたように思っていただけに、また振り出しに戻ったような心境でした。

このままではいけない。そして原因を究明していくのと同時に、今度アナフィラキシーを起こしても焦ることなく、きちんと対処する準備をしておく必要があると感じました。

アナフィラキシーの一番怖いことは、急激に血圧が低下することです。そこで地元の病院から紹介状をいただき、秋田市の病院で再度検査してもらい、緊急時に血圧を上昇させる注射 ※(1)『エピペン(エピネフリン自己注射)』を処方してもらうことにしました。

秋田市の病院での再検査の結果は、やはり前回同様、ダニにはアレルギー反応がありましたが、その他の食品には問題は見られない、とのことでした。

また、その他の体調面においても、栄養や水分は不足気味という診断でしたが、直接アレルギーの原因となるものは見つかりませんでした。

そして病院側の結論は、前回同様、『アレルギー原因は分からないことが多い。うまく付き合っていくことを考えてください』ということでした。

愕然としました。これが現実?本当にこれでいいのか?ジンマシンが出て、痒いだけならまだしも、現に目の前で、呼吸困難になり、顔が変形し、血圧低下で生死に関わる大問題に対して、うまく付き合えるはずがない。。そう考えるのが普通だと思うのですが。

これが医療の限界で、当然の処置なのだろうか?

とりあえず『エピペン』を処方してもらい、緊急時対策においては、少し安心することができました。

そしてしばらくの間は、妻の仕事を休ませることにしました。

ストレスから開放し、治療に専念してもらおうと決心したのです。

◎2008年(平成20年)9月9日夜 ~ジンマシン~ 

ここ数日は、妻の体調が悪かった。

そうしたらやはり、ジンマシンが出てしまった。

この日は仕事が休みで、二人で夕飯を摂っていました。

ピザ・ソーセージ・お刺身など。

夜の10時頃、眉間と左の口元にジンマシンが発症。そして背中も痒くなりました。

急いで薬を服用し、横になって安静。

なんとかアナフィラキシーは起こさず済み、少しほっとして就寝。

その翌日、今度はアレルギーを専門にしている病院を探してみようと思い立ちました。

以前アナフィラキシーのことを調べている時、そのアレルギー専門書の著者が仙台の病院の先生だったことを思い出したのです。

調べてみると、その先生はアレルギーと小児科専門の個人病院を開業されていました。

迷わず予約をいれ、その週の仕事の休みに早速妻と仙台に向かいました。

この行動こそが、一番の転機であり、店の料理を見直すきっかけにもなりました。

◎2008年(平成20年)9月16日 仙台のかくたこども&アレルギークリニックへ 

いよいよ仙台へ向かう朝がきました。

妻の顔色はあまり良くなく、向かう途中で体の調子が悪くなったらどうしよう?と不安を抱えながらの出発でした。

秋の宮、鳴子と車で通過しながら、これからお会いする仙台の先生の経歴などを妻に説明し、必ずこの先生なら、今のつらい状況を理解してくれ、何かしら克服の手立てを提示してくれるに違いないと、妻を励ましながら、緊張感を持って仙台を目指しました。

事前に病院の場所などは調べておいたので、ほぼ迷うことなく、3時頃には到着しました。

考えていた通りの、優しいぬくもりのある木で作られた、ほっとする外観の病院。

期待とちょっとの不安を抱えながら、病院内に入りました。

しかしその瞬間、ちょっとの不安は吹き飛びました。

受付の女性や、周りのスタッフ・看護師さん、すべての方が親切で、温かく迎えてくれました。病院内はやはり子供が多く、遊んでいました。しかしその表情は皆、病院にも関わらず生き生きとして、笑顔すらありました。

『この病院内の人たちは、患者さんも医師も分け隔てなく、みんな、ファミリーなんだ!』そう感じさせる雰囲気でした。

残念なことに、今まで行った他の病院は、優しさよりも冷たさを強く感じました。

体調が悪く、わらにもすがる思いで来院しているにも関わらず、冷たい言葉、視線、業務的な言葉しかいただけない病院もあり、かなり悔しい思いをたくさんしてきました。(※入院時の看護師さんや医師の方は優しく、懸命に治療してくれ、とても感謝しています)

それで妻は、かなりの病院嫌いになってしまい、同じく私も病院に対して不信感を募らせていました。

でもこの病院は違いました。

まずは先生の診察を受ける前に、婦長さんがしっかりと病状や、今までの食事内容、生まれ育った環境、生活習慣など、実に事細かにアンケートを実施してくれ、しっかりと今後の検査に役立ててくれると言ってくださいました。

その後はいよいよ先生の問診が始まりました。

優しい口調ながらも、そのするどいまなざしは、はっきりと妻のジンマシンの究明を捉えていました。

先生は小手先だけの甘い言葉は発することなく、短く、でも力強く、プロとして必ずジンマシンの原因を突き止めてみせる!という、言葉には出されませんでしたが、はっきりとその目がおっしゃっていました。

私は感動しました。病気を真っ向から鋭く見つめ、ちょっとのスキも見せない先生と、とても優しく私たちを包み込んでくれる看護師のみなさま。

初めて、救われる安堵感を覚えました。

先生の問診を終え、再度看護師さんが優しく今後の検査内容や、今現在の食事内容の改善点などを話してくれた時には、私も妻も、その場で泣いてしまいました。

それほどありがたい言葉が多く、力強く、ここまでやってきて本当に良かったと思いました。

病気が治る、治らない、そういう次元の話しではなく、自分たちを理解してくれようとしている、その温かい心だけで、私たちは充分に救われたような気持ちになることができたのです。

帰りの車中、私は決心しました。

私たちのように苦労している人たちはたくさんいる。

その人たちの力に、今度はわたしたちがなっていきたい!と。

妻のアレルギーを改善しながら、この経験と知識を、皆様にも伝えていきたいと。

その強い思いが、今の凜の礎になろうとしています。

◎2008年(平成20年)9月30日 アレルギー検査の結果が出る 

仙台の病院でのアレルギー検査の結果が出ました。

やはりダニにはアレルギーがありましたが、その他の食品には反応なし。。。

しかし食品の反応に関しては、日本では即時型(食べてすぐにアレルギーを起こす)しか調べることができず、実際にはアレルギーがあっても遅く反応する食品(遅延型)であれば、海外で検査するしかなく、日本では分からないとのこと。

そして驚くべき報告がありました。

それは痩せている妻に対して、『高脂血症ぎみ』という検査結果でした。

驚きました。予期せぬことでした。

痩せている妻が、高脂血症とは。。。

確かに妻は痩せているせいもあり、少量でカロリーを摂取できるものを好んでいましたし、体を気遣い、意識的にも栄養価の高いチーズや乳製品、脂ののった魚やうなぎなどを食べていました。

それらの栄養が体内で燃焼されれば問題ないのですが、燃焼されないで蓄積され、他の栄養がスムーズに吸収されない状態になっていたようです。

また、体内に農薬や殺虫成分の残留が見られ、食品などで無意識に摂取している可能性を指摘されました。

そしてそれらの検査結果を踏まえ、アレルギーに関して今後の対策として、

①寝具や衣服などを常に清潔にし、ダニや埃を寄せ付けない。

②食事対策を徹底する。

・油の使用は、アレルギーを起こしづらい『グレープシードオイル』を中心にする。

・牛肉やブロイラーなどの食用に気を付け、出来るだけ健康な豚肉を食べる。

・ポストハーベスト(出荷前の農薬散布)された輸入食品の摂取を避け、国産の地元食材を中心に食事する。

・野菜・果物などを調理する際は、洗い・アク取り・茹でこぼしなど、昔からの知恵で有害物質を排除するように心がける。

・汚染された海で育った海産物の食用に気をつける。

・食品添加物の知識を高め、危険なものを使用している食品は摂取しない。

・同じ食材を繰り返し食べず、旬の食材中心にバランス良く食べる。

・毎日ごはんとたっぷりの野菜汁を中心に食事し、おかず中心にならないよう気つける。

③ストレスを溜めないように気をつける。

④適度な運動を心がける。

⑤規則正しい生活を心がける。  などを教えられました。

◎2008年(平成20年)11月29日 ~ジンマシン~ 

ここ2ヶ月間は、食事にはかなり気をつけてきましたが、最近は色々とストレスの溜まる出来事が続いてしまい、更にこの夜、不用意に輸入食材であるアボガドを食べてしまいました。それが原因かは定かではありませんが、深夜1時頃ジンマシン発症。

両腕中心に痒みと腫れが広がり、目も若干腫れてしまいました。

薬を服用し、安静にし、2時間後位にはどうにか落ち着きました。

今回もそうでしたが、ジンマシンが出る前は、目にものもらいが出ていることが多いです。

それだけ免疫力が低下していて、そんな時に出やすいのかな?

2008年(平成20年)12月3日 昼食後倒れる!

この日はお店の定休日であり、久々に二人で、近所の飲食店で昼食をとることにしました。

食堂に入りましたが、なかなか安心して食べられるようなメニューが見つかりません。

そこで、豚肉であればちょっと安心かと思い、ソースカツ丼と鍋焼きうどんを頼み、二人で半分ずつにして食べました。

すると食べている途中、妻が激しい腹痛を訴えてきました。

慌てて車に乗って帰宅しましたが、あまりの胃痛・腹痛で車から降りられなくなってしまい、そのまま車中で倒れてしまいました。

しばらくはそのまま安静にさせました。

今回はジンマシンは発症しませんでしたが、腸内細菌の乱れや胃腸の不具合などがジンマシンをより引き起こす原因にもなるので、要注意と感じました。

2008年(平成20年)12月11日 ~ジンマシン~ 

またもや深夜ジンマシン発症。。。

最近はそばや、旬の魚のハタハタを食べることが多かったが、直接の原因は不明。。

とりあえずそばは、控えることに。

2008年(平成20年)12月30日 ~ジンマシン~ 

夕方しじみ汁を飲んだ後にジンマシン。

薬を服用し、数時間でおさまる。

【2009年】改善努力が報われ、完治に向かうと思われたが。。

2009年(平成21年)1月13日 ~ジンマシン~ 

昼食で中華料理を食べ、その後温泉へ行き、風呂上りにジンマシン。

頭を中心に痒くなり、急いで薬を服用。

昼食では、酢豚・玉子スープ・鶏肉とピーマン炒め・ご飯を食べた。

ちょっと脂が多かったのが気になったが。。

2009年(平成21年)1月25日 ~ジンマシン~ 

珍しく朝に発症。

コンビニでヒジキが入った炊き込みごはんのおにぎりを買い、食べた後にジンマシン。

薬を服用し、おさまる。

2009年(平成21年)2月20日 ~ジンマシン~ 

夕方、風呂上りにジンマシン。

原因は不明。。。

2009年(平成21年)4月18日 ~ジンマシン~ 

午前中、昆布と明太子のおにぎりを食べて発症。

明太子の添加物が原因か? 以後明太子は食べないことに。

2009年(平成21年)5月10日 ~ジンマシン~ 

朝痒くなり、薬を服用。

原因は不明。

2009年(平成21年)5月21日 ~ジンマシン~ 

またもや朝に発症。

原因は不明。

2009年(平成21年)7月14日 仙台での2度目のアレルギー検査 

仙台のかくたこども&アレルギークリニックで2度目の検査を行なう。

前回よりも結果は改善されており、日頃の努力が報われ、とても嬉しかった。

しかしいまだに、ジンマシンが出る直接の原因は分からず、また発症頻度もまだまだ高いので、さらに生活全般の見直しが必要と感じる。

2009年(平成21年)8月4日 ~ジンマシン~ 

夜、食事中にジンマシン。

ここ最近はジンマシンが出てなかったので、ちょっと油断していたかなあ。

お昼にそばを食べ、夜は久々の生トマトを食べた。

トマトは栄養価が高いが、※(3)仮性アレルゲンである為、生では食べないようにしていたが、久々に食べたら発症。

以後、生のトマトを食べるのは控えることに。

【2010年】まさかのジンマシン多発!!

2010年(平成22年)1月23日 ~ジンマシン~ 

久々にジンマシンが出てしまった。

特に危険な物を食べたわけではないが。。。原因不明。

2010年(平成22年)1月24日 ~ジンマシン~ 

なんと、初めての2日連続でのジンマシン発症!

原因は分からないが、確かに最近はものもらいで目が腫れ、体調は良くなかった。

しばらくジンマシンは出てなかったのに、二日連続で出るということは、連続でアレルゲンを摂取しているということか?

そう考えた時に思いあたるのは、最近体に良いということで飲んでいる、手作りの『人参りんごジュース』。

栄養を逃がさない為、良く洗って皮ごとジュースにしていたが、今後は皮を剥いてジュースにすることに決める。

2010年(平成22年)1月31日 ~ジンマシン~ 

夕方お風呂に入る前、ジンマシンが出て薬を服用。

すぐにおさまる。原因は不明。。

2010年(平成22年)2月1日 ~3度目のアナフィラキシー~ 

夜の10時30分過ぎ。それは突然やってきた。

そして以前の恐怖、忘れたくても忘れられない、あの恐怖が再び目の前に現れ、間違いであって欲しいとわずかに考えるが、すぐに現実に引き戻される。

妻は体の異変に動揺し、痒さに苦しんでいたが、冷静になろうと必死だった。

私も冷静になって、最善を尽くそうと必死に自らの鼓動を静めた。

妻のジンマシンは明らかに急激に増殖し、腕から顔の腫れに移行し、暴走を始めた。

明らかにアナフィラキシーの兆候だった。

すぐに救急に電話を入れ、事情を説明し、車で急いで向かった。

痒みや腫れは腕や上半身、顔が中心であり、歯が浮いた感じで口にも出ていたが、下半身にはあまり出ず、また以前のような呼吸困難にもならずに済んだ。

また、今回は幸いなことに血圧の低下も見られず、2時間の点滴でかなり容態が回復。

入院せずに帰宅することができた。

とても嬉しかった。とてもつらく、どきどきしたが、まさか入院せずに帰宅できるとは、考えてもみなかった。

二人で頑張ってきた成果かな?と思った。

確実に成長している。

改善できている。

少しずつ回復に向かっているのでは?と、前向きに考えるアナフィラキシーでした。

2010年(平成22年)2月24日 ものもらいの治療、そして風邪を引く 

最近は風邪を引き、さらにものもらいが悪化し、かなり腫れ上がり、視界まで狭くなってきてしまった。

意を決して病院へ行き、その場で潰してもらったらしいが、あまりの痛さで悲鳴を上げたらしい。帰宅してからも、あの痛さが目から取れないみたいだった。

ものもらいとジンマシンの関係は不明だが、体調が悪い時にものもらいは出来易く、そんな時、ジンマシンも出やすいと感じる。

2010年(平成22年)3月26日 ~ジンマシン~ 

夜、ジンマシン発症。

頭を中心に痒くなり、腕にも出たが、幸い軽くて済み、薬の服用でおさまる。

原因は不明。

2010年(平成22年)4月22日 ~ジンマシン~ 

またもや夜ジンマシン発症。

両腕と顔が痒くなり、急いで薬を服用。

横になり、それ以上悪化しないように祈る。

そのまま二人で眠ってしまった。。

2010年(平成22年)7月17日 ~ジンマシン~ 

しばらくジンマシンは出ていなかったが、今夏の猛暑の影響で脱水気味。

ちょっと舌や手がしびれ、体調が思わしくない。

しかも最近は、相次いで知り合いが亡くなり、ショックを受ける。

夜の9時頃、ついにジンマシン発症。

手が痒くなり、その後目の奥から痒くなり、薬を服用する。

日中、制汗スプレーを使用した際吸引してしまい、それが原因?

いずれにせよ不明。

2010年(平成22年)7月19日 ~4度目のアナフィラキシー~ 

夜の11時頃、またしてもアナフィラキシーを起こしてしまった。

この日はちょっと消臭スプレーを吸引してしまったらしいが、原因は不明。

顔が真っ赤に紅潮し、右腕がぼこぼこになる位ジンマシンが出ていて、背中や頭も猛烈に痒がり、明らかにジンマシンがアナフィラキシーに移行していました。

急いで救急病院に連絡しました。

本人はできれば病院に行きたくない、もうちょっと様子を見させて!と、必死に痒みと苦しさに耐えています。

しかしこのまま悪化すれば、以前のように血圧が低下し、呼吸困難になってしまう。

それで私は、病院側に、もしこれ以上悪化するようなら、すぐに連れていくのでお願いします!と事情を説明し、必死に介護しました。

1時間30分ほど経過したでしょうか?

なんとか落ち着いてきて、少しだけほっとしました。

かなり全身が腫れてしまいましたが、幸いにも呼吸困難は免れました。

それでも唇が腫れ、喉の奥がちょっと苦しくなったと言っていたので、危なかったことは事実です。この日も暑い夜でした。二人とも疲れ果て、布団にたどり着けず、朝方まで居間で横になってしまいました。原因を考えながら。。。

アナフィラキシーになって、救急に行かなかったのは、これが初めて。

良い傾向なのか?解釈が難しいです。

2010年(平成22年)7月29日 ~ジンマシン~ 

またもや夜にジンマシン。

原因は不明だが、洗濯用洗剤を触ったことか?

最近は化学薬品と接触すると、ジンマシンが出ている気がする。

さっそく化学薬品過敏症を調べてみることに。

2010年(平成22年)8月19日 ~5度目のアナフィラキシー~ 

夜の11時前に発症。

両腕がぼこぼこに腫れあがり、歯が浮くような感じに。

前回のアナフィラキシーからちょうど1ヶ月。

こんなに早く、立て続けに起こるのは初めてです。

口や目元も腫れあがり、視界が悪くなり、『なんでまたこんなひどいことに!』と、本人も泣いてしまった。私も泣きたくなってしまいました。

あまりにも可哀想すぎる。

平和な穏かな時間が、何の前触れもなく、一瞬にして悪夢に変わる。

なんで普通の生活がおくれないのか?

なんでこんなにも苦しめられるのか?

一日でも早く、普通の生活を取り戻したいと願わずにはいられません。

2010年(平成22年)8月23日 ~ジンマシン~ 

またもやジンマシン。原因は不明。

また一からジンマシンを勉強し直しです。

何かが間違っている?何かが足りない?

先行きが見えない、恐ろしいトンネルの中のようです。。。

2010年(平成22年)8月26日 ~ジンマシン~ 

正にジンマシンが頻発です!!

今まででは、ありえないことが起こっています!

原因を色々考え、タバコか?とも考える。

最近は化学薬品に過敏な感じがする。

ましてやタバコは化学薬品を吸引するようなもの。決して体には良くない。

早速本数を減らすように、本人にも話した。

そして9月3日より、電子タバコを使用。

これでタバコの本数を減らし、少しでも健康になってもらいたい!

2010年(平成22年)9月11日 ~ジンマシン~ 

深夜12時30分頃、顔からジンマシンが発症。

この夜は久々に涼しかったが、大量の汗をかいたが、あまり水分を摂らなかったらしい。これも原因か?

薬を服用し、悪化しないように静かに横になった。

2010年(平成22年)9月29日 ~6度目のアナフィラキシー~ 

深夜1:20頃、なんか左目を気にしていた。ゴミが入ったかな?と。

キッチンから居間に戻ってくると『出てきた!』と妻が静かに言った。

最近はちょっと体調が良さそうだったので、焦ってしまった。

この日に限って、心の準備があまり出来ていなかった。

両腕にすごい勢いでぶつぶつが出てきて、あっと言う間にそれがくっついて大きく腫れあがってきた!

そして目元や唇もみるみるうちに腫れあがり、人相が変わってきてしまった。

妻はじっと耐えていた。

私は一刻も早く病院に連れて行きたかったが、妻は『もうちょっと待って!』と言い続けた。

また入院させられる?病院でのつらい経験を、思い出したくなかったのだと思う。

そしてこれ以上、経済的な負担や心配もかけたくなかったからだと思う。

その気持ちはとても分かるのだが、心配で仕方なかった。

全身にもジンマシンは広がり、濡れたタオルで肌をキズつけないように、必死で掻いてあげた。私のできることは、これだけであった。

そして発作から1時間30分以上経過した深夜3時頃、ようやく落ち着いてきた。

今回はかなり大きく発作がきてしまい、顔の腫れはなかなか引かなかった。

今回の原因を考えたが、ちょうどその夜、冬着を出したので、その埃が部屋を舞って、吸引してしまったかも知れない。

しかもここ数日は手のひらが痒く、目にもものもらいが出来ていたらしい。

確実にダニアレルギーは持っているので、今後は衣替えには充分気をつけなければ。

そして確実に、『何かをもっと変えなきゃ!今のままではいけない!』と考える。

2010年(平成22年)10月17日 ~7度目のアナフィラキシー~ 

深夜3時頃、私はうたた寝をしていました。

すると妻が耳元で『出てきた!』と。

夢のような、でも現実。。。

すぐに何でだ!?とあれこれ原因を考えながら、必死でタオルを濡らし、患部を冷しながら、掻いてあげました。

最近は体力を付けたくて、安全と思われる玉子を結構食べましたが、これが原因かは分かりません。

今回は呼吸が苦しくなってしまい、『寒い!』と妻は言った。

血圧の低下が原因かも知れず、救急に連絡する為に携帯を握り締めながら、妻の病状と向き合った。

4時43分、どうにか落ち着いてきた。

翌朝も腕の腫れは引かず、妻は泣いてしまった。

あまりにもつらいことが頻繁に起こり、なかなか気持ちの整理ができない。

私も同じ気持ちだった。

その都度ジンマシンの原因を探り、改善しているつもりだが、こうも頻繁に発症すると、今までやってきたことが、全て否定されているように感じる。

とてもつらいが、私たちにできることはただ一つ。

希望を持って、常に前向きに前進するしかない。

後悔しても何も生まれないし、考えを止めた所で、今より良くはならない。

間違っているかも知れないが、常に全力で、希望を持って、日々考え、日々努力し、必ずや、健康で安心して暮らせる日々を実現させたい。

その為にも、この日誌を付けているし、同じように苦しんでいる人の為にも、もっともっと勉強し、妻やたくさんのアレルギーを持った人たちの力になりたい!

この苦しさは、もっとたくさんの人たちと情報を共有し、助け合っていけたら、もっともっと楽になるはず!もっともっと希望を持てるはず。

私は調理人として、もっともっと体に良い料理を作っていく覚悟を、日々の苦しさ、妻のアレルギーから与えられているような気がします。

しかも今回のアレルギーは奇しくも、私の誕生日に起こった出来事でした。

2010年(平成22年)10月20日 ~ジンマシン~ 

夜の9時頃発症。

まさか!おとといアナフィラキシーを起こしたばっかりで、こんなに早く出てしまうとは。

しかし今回は大きく出ず、顔中心に腕と脚に出た。

薬を服用し、10時過ぎには落ち着く。

2010年(平成22年)10月27日 ~ジンマシン~ 

朝起きたら、妻が顔に熱冷まシートを貼っていた。

ビックリして理由を聞くと、なんと昨夜、布団に入ってからジンマシンが出たらしい。

私はすぐに寝てしまったので、私を起こさずに、一人で湿布を貼って耐えていたとの事。

まったく気がつかなかった。。。

昨夜は寝る前に、一口だけりんごプリンを食べた。

玉子がジンマジンを誘発したのだろうか?

2010年(平成22年)10月29日 ~1日に2度のジンマシン~ 

夕飯を食べている8時30頃、お腹中心に痒くなり、薬を服用。

しかも深夜2時頃、またしてもジンマシン!

一日に2度も発症するのは初めてです。

どうしても私の帰宅が遅くなってしまうので、先に寝ていていいよ!というのですが、それはできない!と言ってくれます。

とてもその気持ちは嬉しいのですが、深夜にジンマシンが出ることが多いので、寝ていれば出なくて済むかとも思えます。

何が一番の原因なのか?なぜ深夜が多いのか?

しかし最近は、こんなにもジンマシンが頻発しているのに、朝から元気に料理を作っています。明るく頑張っています。

それだけでも救われた気分になります。

現状は厳しいけれど、決して悪くはなっていない。

少しずつでも状況は良くなっている!と信じて、今日も頑張るしかありません。

2010年(平成22年)11月5日 ~ジンマシン~ 

夕方ジンマシン。

今回はお腹だけに出たらしい。

クリーニングに出す為、冬服を出した際、埃を吸引してしまったかも?

それにえびを食べた時に出やすいかも?

今後用心しなければいけません。

海老と玉子は要注意です。

2010年(平成22年)11月7日 ~8度目のアナフィラキシー~ 

深夜3時頃、大きくきてしまった!

しかも最悪の呼吸困難!!

顔からどんどんジンマシンが広がり、あっと言う間に呼吸が苦しくて、話せなくなってしまった。

私はすぐに着替え、救急に行く準備をした。

しかしいつものように妻はじっと耐え、救急に連絡するのもちょっと待って!と言った。

4時30分頃、どうにか落ち着いてきたが、さすがに今回のような呼吸困難は危険。

このままでは生死に関わる問題。

なんとか早急に対策を立てなければ、取り返しがつかなくなる!!

翌日からさらに原因究明と対策を必死に考える。

2010年(平成22年)11月12日 ~これがジンマシンの原因か!?~ 

私が毎日つけている妻のアレルギー日誌を読み返し、これが原因か!?というものに辿り付いた!!

今まで、苺やさくらんぼを食べた時にジンマシンを起こしており、それらを控えていたが、最近は人参りんごジュースを手作りして飲んでいた。

調べてみるとりんごも苺やさくらんぼと同じ『バラ科』。

もしかするとバラ科の植物にアレルギーを持っているかも知れない!と気がついた。

カレーにもりんごは良く使われているし、好きな桜餅の桜もバラ科。

そういえば、桜を見に行った夜に、2度目のアナフィラキシーを起こしたし!

早速この日から、『バラ科の植物を摂取しない!』で様子を見ることに。

調べてみると、バラ科は妻が好きなものばかり。。。

苺・桃・さくらんぼ・りんご・プラム・梅・桜など、正に今まで好んでいたものばかり。

とても可哀想だけど、しばらく我慢して、ジンマシンが出なくなることを願いたい!

そしてその間に体力をつけさせたい。

まだまだ体重は増えず、心配です。

最近はずっと手作りの人参りんごジュースを飲んでいたが、この日から禁止。

今後はりんごが入らない、人参みかんジュースを飲むことにする。

2010年(平成22年)11月17日 ~ジンマシン~ 

夕方、まさかのジンマシン。

バラ科は摂取していないはずだったが、日中外食で醤油ラーメンを食べた。

妙に甘かったので、思い切ってお店に聞いてみると、スープにりんごを使っていた!!

やはりこれが原因か!?

しかし食べてから結構時間も経っているし、まだまだ不明です。

2010年(平成22年)11月27日 ~ジンマシン~ 

バラ科を摂取していないのに発症。

バラ科が原因ではないのか?もしくは原因は他にもあるのか?

昨夜は普段使わないシャンプーを使ったらしい。

シャンプーの原料を見ると、黄色4号や赤207号などの合成着色料が入っていた。

これが原因か!?

また、バラ科の香辛料を調べてみると、ピンクペッパーとガラムマサラに入ることもあるらしい。これらも今後注意することに。

2010年(平成22年)12月4日 ~ジンマシン~ 

深夜2時頃発症。。両腕と顔、耳の後ろを痒がる。

バラ科のりんごが入ったキムチを一口食べたが、これが原因??

しかし食べてから時間が経っているし、食物アレルギーは食べてからすぐに出ることが多いというので、やはり不明。

2010年(平成22年)12月9日 ~ジンマシン~ 

8時頃ジンマシン。。

最近は旬の魚などを食べているが、これは関係しているのか?

しかし今日はちょっと埃を吸ってしまったらしい。

また最近は便秘気味で、ものもらいもできている。

体の不調が原因なのだろうか?

2010年(平成22年)12月13日 ~ジンマシン~ 

寝る前に一口だけチョコを食べた。これが原因か?

深夜にジンマシン。

バラ科の植物が原因ではないのか?

もしくは原因がたくさん存在するのか?

最近はずっと人参ジュースを飲んでいるので、試しに人参を控えることに。

また人参の共通抗原として、パセリ・セロリ・じゃがいも・もも・なし・なども摂取しないでみようと思う。

【2011年】ジンマシン多発、そして大震災。その後一体なにが!?

2011年(平成23年)1月3日 ~ジンマシン~ 

朝方の4時にジンマシン。居間でうたた寝してしまい、起きると両腕にジンマシンが出てしまった。もはや食べ物の原因とは考えられない。これ以上悪化してアナフィラキシーだけは起きないで欲しいと祈るしかありません。

2011年(平成23年)1月8日 ~ジンマシン~ 

今度は夜の7時30分頃にジンマシン。

やはり食べ物の原因は考えられません。

何を食べてもジンマシンが出る。食べるのが怖くなる。食べるのを控えると痩せてしまい、さらに免疫力が低下する。

この悪循環を何とかしなければ!と日々思う毎日です。

2011年(平成23年)1月19日 ~ジンマシン~ 

両腕中心に発症。もはや開き直るしかないかも知れないと思う。

色々と原因を探し、好きなものを我慢して食べなくてもジンマシンが出てしまう。

だったらいっそのこと、好きな物を食べて、元気な体でジンマシンと向き合う方がいいのかも知れない、と思う。

2011年(平成23年)1月24日 ~ジンマシン~ 

食事中の夕方6時頃ジンマシン発症。

前回のジンマシンの時にも、食事を始めた直後だった為、その後ご飯が食べれずかなり空腹の方が苦しかったらしい。

それで今回は、ジンマシンが出てきて、慌ててご飯を食べて、薬を飲んだらしい。

しばらく横になり、なんとか回復。

最近はまた、ジンマシンが多く発症し、とても心配です。。。

2011年(平成23年)1月28日 ~ジンマシン~ 

またしても夕方ジンマシン発症。

夕方買い物で、採れたてのキャベツをたくさんさわったので、残留農薬が原因だろうか?

原因は不明です。

2011年(平成23年)1月30日 ~ジンマシン~ 

深夜3時にジンマシン発症。

今回は久々に口元も腫れ上がった。

口元に出る時は、食べ物が原因の可能性が高いというが。。。

しかし特に食べてなく、整腸剤を服用したのみだったらしいが。これが原因なのか?

あまりにも頻繁にジンマシンが出るので、病院からジンマシンを抑える薬を処方してもらう。

その後毎日服用する。

2011年(平成23年)2月11日 ~ジンマシン~ 

ジンマシンを抑える薬を毎日服用していたが、残念ながら発症。

もしかしたら薬を飲んでいれば、もう出ないかな?と、ちょっとだけ希望を持っていたが、現実はそんなに甘くなかった。

原因は不明だが、買い物で輸入バナナを結構さわってしまったらしい。

それで両うでにジンマシンが発症したのか?

痩せて免疫力が落ちると、残留農薬に過敏に反応し、腕にジンマシンが出やすいような気がする。食べ物に反応した時は、口や顔などに出やすいのだろうか?

最近はジンマシンの原因が、『脱水状態』にあるのではないか?と考えている。

先日みたいに、何も食べていない、寝て起きた直後にジンマシンが出るというのは、寝ている時に原因があるとしか考えられない。

そう考えると原因は食べ物ではないし、何かをさわったということでもない。

今まで頻繁にジンマシンが出たのは、猛暑の夏から秋にかけてと、冬が多かった。

夏は当然暑さでかなりの体内の水分が排出され、脱水になりやすいし、冬も意外に空気が乾燥し、体内も乾燥しがちで一種の脱水状態になりやすい気がする。

衣服も多く着込んでいるので、汗もかきやすいし。

今後は『脱水』という観点から、ジンマシンを考えていこうと思う。

2011年(平成23年)2月17日 ~ジンマシン~ 

夜の7時過ぎにジンマシン発症。薬を服用する。原因は不明。

温泉でかなり汗が出たらしく、やはり脱水状態だったのでは?

その後、毎日服用している薬の影響か、やたら眠くなり、横になることが多くなった。

しかも腹痛がひどく、ご飯が食べられない日が多くなる。また痩せてしまった。。。

とても心配な日々が続く。

【2011年(平成23年)3月11日 東日本大震災発生!!】

2/17のジンマシン以降、何故かジンマシンが出ていません。

確かにジンマシンを抑える薬を毎日飲んでいるので、その効果が出ているのかも知れないが、本当の原因が分からなければ、いつまでも治癒しません。

体調は良かったり、悪かったりの繰り返しです。

特に腹痛や食欲低下が頻繁に起こり、なかなか体力が回復しないのが気がかりです。

そしてついに、、、、

2011年(平成23年)6月21日 ~激しい胃痛で入院~ 

どういう運命のいたずらでしょうか。

2007年のちょうど4年前、初めてアナフィラキシーを起こして入院した日と同じ6/21に、再度入院することになってしまいました。

数日前からひどい胃痛で、ご飯もろくに食べられず、立ち上がることすら困難になってきました。病院に連れて行きたくとも、本人はもうちょっと待って!と言い、必死に回復を試みておりました。しかしとうとう、6/21の午後3時頃、飲み物すら喉を通らない状況になってしまい、慌てて救急に連れて行きました。

診察結果は、極度の脱水状態と栄養不足。

即入院して、原因の究明と体力の回復治療を行うことになりました。

病院では、今まで経験したことがないような、丁寧かつ誠実な対応をしていただきました。

結局いつものようにひたすら点滴をし、検査をし、体力が回復したら退院。

体調が悪くなったらまた来てくださいね。というのがいつものパターンでしたが、今回は医師と薬剤師と栄養士がチームとなって対応してくれ、あらゆる相談にも乗っていただけました。それだけでだいぶ精神的に楽になり、自然と体力も回復していきました。

本当に感謝の一言に尽きます。そして幸運でした。

一緒に入院していたおばあちゃんからも温かい言葉や手紙などもいただき、退院するのが嫌になるほど、充実した入院生活が送れたみたいです。

結局10日程入院しましたが、特に体の異常は見つからず、食生活に気を付け、体力さえ回復すれば、元の元気な生活が送れるということでした。

体力さえ付けば、ジンマシンも起きなくなる!そう確信しました。

2011年(平成23年)7月1日 ~退院後、嬉しい変化が!~ 

退院後、嬉しい変化が次々と起こりました!

今まであんなに大好きだった温泉に行かなくなりました。

温泉自体はとても体には良い所ですが、妻は代謝が良すぎて、汗が流れすぎ、どうしても脱水気味になってしまいます。行かなくなり、徐々に体が潤ってきました。

また、温泉後のアルコールも大好きでしたが、それも飲まなくなりました。

アルコールはどうしても水分補給にならず、逆に水分を排出してしまうので、飲まなくなったことにより、水分が保たれ、またその分、食事の量を増やすことが出来るようになりました。

2011年(平成23年)7月13日 ~ついに!職場復帰!!~ 

ついに仕事に復帰しました!

今後はあまり無理をさせないように、お昼営業のみ頑張ってもらおうと考えております。

本人も立ち仕事なので大変ですが、調理や仕事自体が好きなので、毎日生き生きと頑張っています!!

そしてこの日誌を書いているのは、実は2012年6月7日です。

ジンマシンが出なくなってから、1年以上経過しました!

決して病気が治ったわけではないと思いますが、これからも食生活を含め、しっかりと体には気を付け、今度はこの経験を、同じように苦しむ人たちの為に使っていきたいと思っております。

本当にジンマシンやアナフィラキシーという病気は恐ろしいものです。

しかし、その恐ろしさのインパクトが強い分、一度経験すると普段の普通の生活がとても幸せに感じられ、普通にご飯が食べられるだけでとても幸福を感じられます。

健康のありがたさ、普通に生活できることのありがたさ。

とてもありがたい経験をさせてもらい、今はとても感謝しています。

アレルギー対策の変遷

ここでは、今まで行なってきた、アレルギー対策や体質改善策などを紹介します。

(※手探りの状態で行なってきた為、必ずしも正しい対策ではないものもございます)

(※妻の場合、かなり痩せている為、アレルギー対策と併用に体質改善も行なっています)

【2007年】

6月 アナフィラキシー発症(入院)

 ◎原因が特定できず、退院後は、とりあえずカレー・なすの摂取を控える。

 ◎朝食をしっかりと採るようにする。

 ◎輸入食材(特に中国産)の摂取や使用を出来る限り控える。

 ◎ストレスや疲れを溜めないよう、勤務時間を減らす。

【2008年】

1月 ジンマシン発症 

 ◎カレーピラフを食べて発症し、その後カレー全般の摂取を控える。

2月 ジンマシン発症 

 ◎七味唐辛子をたくさん食べて発症。カレーと七味の共通成分である陳皮が原因かと疑う。

2月 ジンマシン発症 

 ◎一味唐辛子を食べて発症。唐辛子などの辛み成分が原因か?辛いもの全般の摂取を控える。

 ◎冷たい物の過剰摂取を控え、温かいお湯を飲むようにし、胃腸の改善を図る。

3月◎体を温め、免疫力を強化したく、高麗人参茶の飲用を始める。

4月 アナフィラキシー発症(1日入院)

 ◎居酒屋で色々食事して発症。原因はやはり香辛料などの刺激物とアルコール、そして疲労や胃腸の不具合などが重なった時に起きるのか?と推測。

 ◎『新ビオフェルミンS』の服用を始める。

 ◎外食はあまりせず、お惣菜も購入せず、野菜中心の安全食材のみの摂取を心がける。

5月◎アナフィラキシー時の緊急用として『エピペン注射』を処方してもらう。

 ◎当分の間仕事を休み、規則正しい生活・適度な運動・同じ物を続けて食べない・体を冷さない・胃腸を整え、丈夫にする・辛いものは控える、これらの事を心がける。

 ◎最近きちんと白米を食べていないことに気づく。毎日1日2回は、ご飯と味噌汁を食べるよう、心がける。

7月◎目から大量の膿が出てくる。ジンマシンが出る前、なぜか目にものもらいができるので、要注意。

 ◎なかなか体重が増えず、体力も戻らない。整腸作用と滋養効果のある『強力わかもと』の服用を始める。

8月◎また頻繁に、ものもらいができる。

9月 ジンマシン発症 

 ◎ピザ・ソーセージ・刺身などを食べて発症。ダニアレルギーがあるのに、最近は居間で寝ていたりしていたので、それも原因か?

 ◎仙台の『かくたこども&アレルギークリニック』へ。一番の転機となる。

 ◎毎日、白米と野菜たっぷり汁を食べることを心がける。

 ◎ダニ対策として、毎日、布団と家全体の掃除を始める。

10月◎病院での検査結果が出る。とても痩せているのに驚きの『高脂血漿』という診断。

 血中に脂分が多く、その為栄養がきちんと吸収されず痩せ、免疫が低下し、そのことがアレルギーを誘発している可能性が高いとの事。

 ◎食事内容を全面的に変える。乳製品・卵・輸入小麦・牛肉・鶏ブロイラー・サラダ油などの摂取を控え、代わりに新鮮な地元産の野菜・白米・国産豚肉・グレープシードオイルなどを中心に摂取するよう心がける。

 ◎体重が1KG増える!が、喜びもつかの間、すぐに風邪を引いてしまい、寝込む。

 ◎体調が悪い時の、仮性アレルゲン(ジンマシンを起こす化学物質を含んでいる食品)の摂取に気をつける。

11月 ジンマシン発症 

 ◎ものもらいができた翌日、アボガドを食べて発症。体調が悪いのに、仮性アレルゲンの輸入食品を食べさせてしまい、かなり反省する。

12月 ジンマシン発症 

 ◎ジンマシンの原因は特定できなかったが、最近そばを食べることが多かったが。

 ◎ビール酵母入りの『強力わかもと』の服用を止め、『新ビオフェルミン』に戻す。

12月 ジンマシン発症 

 ◎しじみを食べて発症。それが原因かは不明。

【2009年】

1月 ジンマシン発症 

 ◎お昼に中華を食べ、夕方温泉に行って発症。ふだんやらないマフラーをしたことや、日中大掃除したせいでダニが舞ってしまったのか?

1月 ジンマシン発症 

 ◎コンビニのおにぎりを食べて発症。

 ◎ダニとウィルス対策として、室内に空気清浄機を設置。

2月 ジンマシン発症 

 ◎原因は不明。頭中心に痒くなる。

3月◎お店のメニューをリニューアル。妻のようなアレルギー体質でも安心して食べられる健康メニューを増やす。

3月 喉に物を詰まらせ、救急へ 

 ◎原因不明。呼吸が苦しくなり、アナフィラキシーかと心配したが、しばらくして正常に回復。

4月 ジンマシン発症 

 ◎朝、明太子を食べて発症。今まではジンマシンの発症は深夜だったが、ここ最近は日中に多い。代謝が良くなってきている証か?

4月◎お店で使用しているいつもの海老が欠品し、代替品の海老を食べてみると、異常にプリプリ感が強く、火が入っているにも関わらず身が透けている。不審に思い原材料を見ると海老以外に『リン酸塩』と書いてある。それで急遽、(2)食品添加物 の勉強を始める。 

4月 これが妻のジンマシンの一番の原因か!?

 ◎今までのジンマシンの原因は、体調不良時に、香辛料・アルコール・入浴などで代謝が上がるとジンマシンが出てしまうと考えていました。しかし食品添加物について詳しく調べてみると、合成着色料の赤102・40、黄4・5などにジンマシンを引き起こす成分があることが分かりました。

今まで妻はカレーにアレルギーがあるかと疑いましたが、カレーと一緒に合成着色料が入った『福神漬け』を食べていました。またある時は、ラーメンと一緒に合成着色料が入った『紅生姜』を食べ、またある時は明太子やメロンソーダを飲んでジンマシンを起こしていたのです。

これらの合成着色料が一番体質に合わない可能性が高く、以後、食品添加物の摂取に充分気をつける。

5月◎妻や私自身も悪夢でうなされることが多く、身内にも怪我や病気が増え、不安が募る。自分たちの頑張りや努力でも克服できないような、『目に見えない力』が働いていないかどうか調べて欲しく、『スピリチュアル・カウンセリング』を受ける。

結果は、特に『霊障』ということはなく、自分たちを信じ、家族の絆や結束を見直す良い機会であることを自覚しなさいという、有難いお言葉をいただき、ふたたび現状を克服していく勇気が湧きあがる。そして今の経験を、しっかりと他の困っている人にも伝えていく気持ちを再確認。

5月◎ジンマシンかどうかは不明だが、朝ちょっと痒くなる。

5月◎この日もジンマシンかどうかは不明だが、朝痒くなり、薬を服用する。

6月◎普段使用している入浴剤に、ジンマシンを引き起こす赤102が入っていることが判明。即座に入浴剤の使用を止める。

8月 ジンマシン発症 

◎ひさしぶりに日中、乳製品であるソフトクリームやそばなどを食べ、夜に(3)仮性アレルゲンである生トマトを食べて発症。これが原因か!?

8月◎ジューサーを購入し、人参りんごジュースを作って飲むようにする。かなり体に良いらしいが、どうだろうか?

【2010年】

1月 ジンマシン発症 

◎久々に出てしまった。原因ははっきりしないが、最近は左目にしこりが出来、ちょっと風邪気味で、体調もあまり良くなかった。

1月 ジンマシン発症 

◎2日連続で出てしまった。原因は不明だが、もしかして最近飲んでいる人参りんごジュースのりんごを皮ごとジュースにしているせいか?よく洗ってはいるが、農薬が取れていないのかも?次回からは皮を剥いて作ることにする。

2月 3度目のアナフィラキシー発症(入院せず)

◎苺、ほうれん草、トマトなどを食べてしまった。仮性アレルゲンが原因か?

3月 ジンマシン発症 

◎原因は不明。

4月 ジンマシン発症 

◎最近はやたらと汗をかく。水分補給が間に合わず、脱水気味か?

 コチニール(虫から作られる着色料)入りの桜餅を食べたらしいが、これが原因?

6月◎ものもらいが出来たり、舌がしびれたり、足が重く、転んでしまったり。ジンマシンは出ていないが、体調はあまり思わしくない。なぜか体調悪いとジンマシンが出なくて、体調良い時の方が出るように感じる。体調が悪いと食欲が無くなるせいなのかな?

7月◎相次いで知り合いが亡くなり、かなりショックを受ける。本人も体調が悪く、精神的に不安定に。

◎猛暑の影響もあってか、かなり体力が低下。病院に行く事を打診するが、入院を恐れ、本人は嫌がる。

7月 ジンマシン発症 

◎久しぶりに出てしまった。制汗スプレーをちょっと吸引してしまったらしいが、それが原因だろうか?

7月 4度目のアナフィラキシー発症 

◎今日は消臭剤をちょっと吸引してしまったらしいが、原因は不明です。

 ここまでくると、食べ物が原因ではないのか?原因が分からなくなってきています。どうしたらいいのか?

 また長い長いトンネルに入ってしまったような、不安と焦燥感にさいなまれる。

7月 ジンマシン発症 

◎原因は不明。しかし洗濯中に洗剤を触ってから、体調が悪いとの事。

 もしかして『化学物質過敏症』の傾向があるのか?調べてみることに。

8月 5度目のアナフィラキシー発症 

◎暑い日が続いています。そんな夜にまた、アレルギーが暴走しました。

   歯が浮くような感覚になり、顔が腫れて変形してしまう。

   原因は分からない。何とかしなきゃ。気持ちだけ焦ってしまいます。。。

8月 ジンマシン発症 

◎アナフィラキシーを起こしたばっかりなのに、ジンマシン。

今までは大きなジンマシンの発作(アナフィラキシー)を起こすと、しばらくはジンマシンが出なかったが、今回はすぐに起きてしまった。何が原因なのか?

◎ジンマシンは化学物質の吸引が原因か?タバコを吸うので、禁煙を促す。

◎再度アレルギーやジンマシンの勉強をし直し、原因を探る。

8月 ジンマシン発症 

◎原因は不明。蚊にたくさん刺されたことも原因だろうか?

9月◎だいぶ涼しくなってくる。タバコの本数を減らし、電子タバコを試してみる。

9月 ジンマシン発症 

◎原因は不明。

9月 6度目のアナフィラキシー発症 

◎かなり大きくきてしまった。最近秋物の洋服を出してきたので、ダニや埃を吸引してしまったのかも?

10月 7度目のアナフィラキシー発症 

◎夢であって欲しかったが、現実。しかも今回は呼吸も困難に。

 最近は体力を回復する為に、安全な比内地鶏の卵を食べていた。もしかすると、卵が体に合わないのか?

10月 ジンマシン発症 

◎原因は不明。

10月 ジンマシン発症 

◎原因は不明。

10月 1日に2度ジンマシン発症 

◎1日に2度もジンマシンが出るのは初めてです。薬も2度服用する。

11月 ジンマシン発症 

◎原因は不明だが、えびと卵には注意するようにする。

11月 8度目のアナフィラキシー発症 

◎最悪の呼吸困難。原因は不明。必死に原因を探る。

11月◎これがジンマシンの原因か!?

バラ科(苺・桃・林檎・梅・桜など)の植物の摂取を控えてみることに。

今までの傾向をみると、バラ科の植物の摂取時にジンマシンが多く、また、好むものがバラ科に多いことも分かった。

最近飲んでいる、人参りんごジュースを止め、100%人参ジュースにする。

11月 ジンマシン発症 

◎出ないはずのジンマシンが出てしまった。

 バラ科の植物は摂取していないはずだが。。。しかし外出先で食べたラーメン店に思い切って電話をして聞いたら、

 スープにりんご(バラ科)が使われているとのこと。

11月 ジンマシン発症 

◎バラ科は摂取していないのに何故?しかし、久々に使用したシャンプーに合成着色料(黄4号・赤207号)が使われて

 いることが判明。これが原因か?

◎香辛料などに含まれるバラ科の植物を調べる。ピンクペッパーやガラムマサラに含まれることがあるらしい。

12月 ジンマシン発症 

◎一口だけ、バラ科のりんご入りのキムチを食べてしまったとのこと。これが原因なのだろうか?

12月 ジンマシン発症 

◎ジンマシンの原因はバラ科だけではなく、複数あるのかも知れない。

 チョコレートやかぼちゃ、魚なども疑うことに。

◎共通の抗原を持つ、人参・じゃがいも・パセリ・セロリ・もも・なしなどを1、2週間摂取しないことにする。

◎人参ジュースの飲用を止める。人参はとても体に良いが、排出効果も高い為、もしかすると体内の毒素をジンマシンとして排出する作用もあるのかも知れないと考える。

【2011年】

1月 ジンマシン発症 

◎両腕にジンマシン。原因は不明。

1月 ジンマシン発症 

◎ジンマシン。原因は不明。

1月 ジンマシン発症 

◎深夜、またしても両腕にジンマシン。原因は不明。

1月 ジンマシン発症 

◎両腕にジンマシン。原因は不明だが、最近は腕中心に発症する。

1月 ジンマシン発症 

◎両腕にジンマシン。原因は不明。

1月 ジンマシン発症 

◎口元にジンマシンが出て腫れ上がる。原因は不明。

1月 新しい薬を処方してもらう 

◎あまりにもジンマシンが頻繁に出て、怖くて食欲が低下。

 ジンマシンが出にくくなる薬を処方してもらい、飲み始める。

2月 ジンマシン発症 

◎薬を服用していたが、両腕中心にジンマシン。原因は不明。

◎ジンマシンの原因は『脱水状態』が原因ではないか?と考える。

2月 ジンマシン発症 

◎ジンマシン発症。原因は不明。

◎しかし、このジンマシン以降、今現在まで発症せず。

3月 東日本大震災が発生! 

6月 激しい腹痛・胃痛で入院 

◎脱水と栄養不足が原因。以後、生活の仕方を見直し、改善する。

7月 職場復帰!  

◎ついに仕事を再開!毎日生き生きと頑張っています!!

【2016年】ジンマシン再び。。。なぜ!?

2016年(平成28年)8月16日 ~2011年2月以来のジンマシン~ 

どういうわけなのでしょう。。。

2011年3月の東日本大震災を機に、ジンマシンが出なくなりました。

とても嬉しいことですが、出なくなった理由が良く分からず、決して完治したとは思えませんでした。

あれから5年の月日が経っていました。。

家内はジンマシンが出ないおかげで体力はだいぶ回復し、昼も夜も働けるようになりました。

そしてこの日はお店の定休日。

暑くて忙しかったお盆明けでした。 体もかなり疲れていました。

いつものようにお店の買い出しを済ませ、温泉でゆっくり体を休ませました。

21時前にはいつも行く居酒屋で夕食。

〆の温かい稲庭うどんを食べている時でした。

家内が『なんか痒い!』と言って、全身を掻きだしました!!!

常備している薬を急いで飲み、急いで帰宅しました。

久々に驚きました。

もうジンマシンが出ないことを祈っていましたし、あれから5年平穏だったからです。

やはりジンマシンは、完全に完治した訳ではありませんでした。

前触れはありました。

この前日、瞼が痛い!とかなり気にしていました。

瞼が腫れ、薬を塗っていました。

なぜかジンマシンが出る前には、ものもらいが出たり、目の不調があります。

免疫が落ち、弱い箇所に障害が生じるのでしょうか?

今回はかなり大きくジンマシンが出てしまいました。

全身に発疹が広がり、痒がり、本人はとても苦しみました。

そしてまた再発してしまったジンマシンに対して、深いショックを受けていました。

再発しないことを祈っていたからです。

結局1時間以上はその苦しみが続きました。

なんとか呼吸困難などのアナフィラキシーまではいきませんでしたが、とても危ない状況でした。

原因は分かりません。

疲れとストレスが一番の原因だったのでしょうか?

【2017年】ジンマシンの頻度増す。心配です。。

2017年(平成29年)1月17日 ~ジンマシン~ 

またしても、仕事の休みの日に発症!

今回も年明けから風邪引いたり、歯が痛くなったりと体の不調が続いていました。

やはり免疫が落ちていたのだろうか?

夕食後にジンマシン発症!

今回は前回ほど大きくは出なくてよかった。

薬飲んで、じっと耐えていました。

その後静かに就寝。。。

2017年(平成29年)2月28日 ~ジンマシン~ 

前回のジンマシンから1か月ほどでまた発症してしまいました。

今回も前日に目が痛い!と言っていた。

しかも、胃腸の調子も悪かったのか、食べたものを吐いたりもしていた。

嫌な予感がしたが、やはり的中してしまった。

今回も夕食後に発症。

大きくは出なかったが、今後にまた大きな不安が残りました。

2017年(平成29年)4月7日 ~ジンマシン~ 

夜に眉間にジンマシン発症。

今回は全身には広がらず、軽く済んだ。

原因は、やはり不明。。。

2017年(平成29年)12月5日 ~ジンマシン~ 

この日は仕事はお休み。

日中ケーキを食べた。

そして夕食後にジンマシン発症!

最近は休みの昼に、ちょっとケーキなどの甘いものを食べ、夕食後に発症するケースが増えている気がする。

今回もそうでした。

かなり大きく出てしまい、本人もかなり苦しみました。

口元の腫れから始まり、手足にジンマシンが広がりました。

薬を飲んで1時間以上耐えて、なんとか収まりましたが原因は分からず。。。

【2018年】年間2回発症。昨年より減る。

2018年(平成30年)3月28日 ~ジンマシン~ 

この日もお店の定休日。

温泉へ行き、サウナでたくさん汗を流してから夕食。

珍しく顎からジンマシンが出て手足に広がったが、薬を飲んで横になり、1時間ちょっとで落ち着く。

やはり最近休みの日には温泉に行くことが多く、サウナで発汗して水分補給が間に合わず、脱水状態の時の夕食や飲酒によって、ジンマシンを引き起こすと感じる。

そこに疲労やストレスが重なると、尚更発症のリスクが高まる。

2018年(平成30年)9月19日 ~ジンマシン~ 

この日もお店の定休日。

やはり夕食後に発症。

全身にジンマシンが広がり、とても痒がり、濡れタオルで全身を拭く。

疲れ、脱水、アルコール。

この3つが重なるとジンマシンが起こりやすいのは明らか。

しかし思った。

2011年から5年間、一時ジンマシンが起きなかったのに、なぜ最近起きるのか?

ここ2,3年に新たに始めたことを考えた。

もしかして?

果汁をたっぷり搾った『いちごのお酒』が大好きで、ここ2,3年飲んでいます。

いちごは農薬を多く使うと言われているので、もしかしたら残留農薬が原因か?バラ科だし。。。

そう思い、この後『いちごのお酒』の飲用を止めてみる。

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今、この日誌を記入しているのは、2019年(令和元年)7月29日です。

ジンマシンが出なくなってから、もう少しで1年になります!

原因はまだはっきりしませんが、ジンマシンが出ないことにより精神的に落ち着きを取り戻し、体重も少しづつ増え、元気に頑張っています! 

妻にとっては、◎脱水 ◎残留農薬 ◎食品添加物 が一番のアレルギー原因になっていると感じます。

※(1)【エピペン(エピネフリン自己注射)】

エピペンはアメリカで1980年代から発売されている医薬品で、アドレナリン(別名エピネフリン)を自己注射するための注射針一体型の携帯用注射セットです。

日本では蜂刺傷による重篤なアレルギー(アナフィラキシー)への対応のため、2003年8月にはじめて認可され、2006年からは食物アレルギーによるアナフィラキシーにも使えるようになりました。詳しくはこちらをどうぞ→ http://www.epipen.jp/

※(2)【食品添加物】

食品衛生法において、『食品の製造過程において、又は食品の加工もしくは保存の目的で、食品に添加・混和・浸潤、その他の方法によって使用する物』(4条2項)と定義されています。

食品を安全に食する為には必要な物もありますが、その使用が過度になったり、安全性が不確かな物を使用することにより、私たちの健康を害する恐れがあります。

私たちはもっと食品添加物の知識を高め、メーカー側に購買を通じて意思表示する必要があります。

この添加物の使用はYESなのか、NOなのかを。

そして少しでも添加物の少ない食品を購入することは、私たちの健康を考える上で必要なことであり、地産地消の観点からいっても、今後の地域活動の核ともなる重要なことなのです。

※(3)【仮性アレルゲン】

仮性アレルゲンとは、ジンマシンを起こす化学物質を含んでいる食品のことです。

栄養価の高い食品が多いので普段は食しますが、ジンマシンが出た時やアレルギー体質の方で、体調があまり思わしくない時などは、なるべく食べないようにします。

※◎ヒスタミン・・・血管を拡張させ、むくみ・ジンマシン・発赤・気管支収縮などのアレルギー反応を起こさせる。

(含まれる食品・・・ほうれん草、ナス、トマト、エノキダケ、牛肉、鶏肉、発酵食品、鮮度の悪い青魚など)

※◎アセチルコリン・・・副交感神経を刺激し、自律神経失調症状や血管の拡張、気管支喘息などを起こす。

(含まれる食品・・・タケノコ、ナス、トマト、落花生、ソバ、山芋、里芋、松茸、クワイなど)

※◎セロトニン・・・平滑筋の収縮、血管の収縮を起こし、効果を切れると血管の拡張などを過剰に起こし、アレルギー反応を加速させる。

(含まれる食品・・・トマト、バナナ、キウイ、パイナップル、メロン、アボガド、プラムなど)

※◎チラミン・・・血管収縮作用があり、血圧が上昇する。効果が切れると血管拡張が起こり、頭痛、動悸、顔面紅潮、発汗、吐き気、嘔吐などを起こす。

(含まれる食品・・・チーズ【特に古くなったチェダーチーズ】、ワイン、チョコレート、アボガド、プラム、バナナ、ナス、トマト、鶏レバー、ニシン酢漬けなど)

※◎フェニルチラミン・・・チラミンと同様。

(含まれる食品・・・チーズ、赤ワイン、チョコレートなど)

※◎ノイリン・・・アレルギー反応を修飾する。

(含まれる食品・・・サンマ、タラ、サケ)

※◎トリメチールアミンオキサイド・・・本来は旨味成分であるが、過剰摂取によりアレルギーを修飾する。

(含まれる食品・・・エビ、カニ、イカ、タコ、アサリ、ハマグリ、カレイ、タラ、スズキなど)

【2024年】6年ぶりのまさかのジンマシン。。。

2024年(令和6年)6月5日 ~ジンマシン~ 

この日もお店の定休日。6年ぶりでした。。もうジンマシンは出ないかと期待していました。

夜の11時過ぎ。遅い昼食後後に少し仮眠をし、起きてから明日の仕事の準備をしている最中でした。

突然顔と頭が痒くなり、急いで薬を服用。今回は腕にもあまり出ず、ほぼ顔と頭のみでした。しかし顔は真っ赤に腫れあがり、濡れタオルで冷やしながら、回復を祈りました。

結局深夜の2時過ぎ、ようやく落ち着いてきたようでした。

今回の原因はやはり、最近暑くなってきて水分摂取が追い付かず、少し脱水気味だったようです。また、最近いちごを良く食べており、この日もいちごショートケーキを食べました。やはり妻には、いちごが合わない気がします。大好きなだけに食べないのはつらいと思いますが、しばらくは食べずに様子を見ることにします。